JA11をユーザー車検する!①
私のセカンドカーJA11最終型平成7年登録の幌車MTの車検が切れる。
前回車検から1000KMも乗っていない・・・
この際、乗らないから売ってしまうか考える。
しかし、ユーザー車検ならほぼ法定諸費用のみで車検が取れる。
私は整備士として以前は沢山の車の車検整備を行ってきた(15年以上も昔だが!)ブランクは有るにせよ簡単なものと。
しかし、このユーザー車検を受けて色々気付かされる事になる。
車検切れまで一週間まえの休日前日夕方より車検整備を行う。
JA11をジャッキアップ、馬4つに乗せタイヤを外す、エンジンオイル抜きつつ下回りから点検開始!年式のわりに下回り錆び少なく程度が良い。
ゴムの部品など劣化は見られるもののオイル類の漏れ滲みもない。
各部点検を進め、足廻り、エンジンルームへと・・・・
前回の車検時(もちろんユーザー車検にて取得)エンジンオイル漏れやエキマニの交換等結構手を入れたので今回はオイル交換程度でよさそうだ。
続いてブレーキの点検をしながらブレーキフルードの交換。
まずは、リアドラムブレーキの分解整備。前回の車検よりほとんど走行していないためブレーキライニング残量も大丈夫。カップからのフルード漏れもなしドラムの亀裂損傷などもない大丈夫。(だと、この時判断した・・・)
フルード交換の為、息子をドライバーズシートに座らせブレーキを踏ませる。
しっかりとフルード交換、エア抜きも行い忘れずにエンジンオイルも注入しておく。
とりあえず滞りなく車検整備が完了した。あたりはすっかりうす暗くなり洗車する時間は無かった。
車検当日。
車検は、朝一番の9時からのラウンドを予約済み。
八時過ぎには車検場最寄りのテスター屋さんへ・・・・
何度かお世話になっているテスター屋さんだ、
”前回の車検から距離を走っていないからズレているかもしれない光軸だけ調整してもらおう、後の検査は大丈夫だろう!!”と考え。
テスター屋さんへ「光軸だけ調整してください」とお願いした。
本来なら排ガス、スピードメーター、サイドブレーキ、フットブレーキ、サイドスリップ、光軸、等テストしてもらえる。
案の定光軸はズレておりシッカリと調整してもらった。
いざ、車検場へ。
事務所にて、自賠責や重量税と検査手数料などを収めつつ書類を作成。
書類を提出するとき「ユーザー車検」だと申請するとユーザー車検用の商標を渡された。これをダッシュボード上に提示していると試験官などがやり方など丁寧に教えてくれる。
30年ほど前(整備士になる前)に私は自分の車にロールバーを組み込み、後部座席を取り除き足回りを交換車高を下げた車両を構造変更申請をした。
当時、ユーザー自身がこのような改造申請を行う事は珍しく事前の相談から当日の検査まで担当検査官には嫌な思いをさせられた。とても嫌な思い出だ。その頃と比べると随分と良くなったものだ。
正直言うと私は整備士時代に車検場にきて試験官の立会いの下で車検を受けた事は無い。なぜかと言うと私の勤めていた会社は指定工場の認定を受けており自社工場内に車検検査ラインが設置されていたからだ。わざわざ車検整備を終えた車両を車検場へ持ち込む必要が無いのだ。また、検査をする検査員も同じ会社の整備士だ。だから車検場とはだいぶ違った雰囲気で車検検査を受けていた。
車検整備の経験はそれなりに積んでいたが車検場の検査ラインを通るのは片手でも足りるほどしか無い。だから気分は完全にアウェーだ。しかも整備士の仕事を離れ15年以上もたっている勝手も環境も随分違う。結構不安!
いざ、車検ラインへ・・・・・
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